証明書を更新する

動作確認バージョン

vThunder Version 6.0.7-P2

ここでは、SSL証明書を更新する手順について紹介します。

当該手順は、既存のVirtual Serverへ適用しているSSLテンプレートに対して変更します。
既存のSSLテンプレートに設定された証明書ファイルを新しい証明書ファイルへ変更することで証明書更新を実現します。

注釈

  • 当該作業における通信影響として、瞬間的に新規のSSL接続を受け付けられず接続が失敗する 場合があります。

  • なお、接続中の通信については通信影響はありません。 (作業実施時に既存セッションは切断されず維持されます。)

  • 新しく登録するサーバー証明書名、秘密鍵ファイル名、中間証明書名は既存のファイル名とは別名で登録してください。


構成図

update_ssl_certificate1.png

新しいサーバー証明書(SSL証明書)/SSL秘密鍵/中間証明書を登録する

サンプル設定のシナリオ

設定項目

設定値

サーバー証明書

NEW_servercert(任意のファイル名)

秘密鍵

NEW_servercert_key(任意のファイル名)

中間証明書

NEW_IntermediateCA(任意のファイル名)

注釈

  • 新しく登録するサーバー証明書名、秘密鍵ファイル名、中間証明書名は既存のファイル名とは別名で登録してください。

  • 中間証明書名の更新を行わず、サーバー証明書及び秘密鍵ファイルのみを更新する場合は、中間証明書のファイルをインポートする作業は不要です。


更新作業:SSLテンプレートの設定を変更(新しい中間証明書とサーバー証明書を紐づける)

  • ここでは、以下の2パターンのシナリオを掲載します。
    • パターン1「サーバー証明書/秘密鍵ファイル/中間証明書を更新する」

    • パターン2「中間証明書は更新せず、サーバー証明書/秘密鍵ファイルのみ更新する場合」


サンプル設定のシナリオ (パターン1:サーバー証明書/秘密鍵ファイル/中間証明書を更新する)

設定項目

設定値

サーバー証明書

NEW_servercert(任意のファイル名)

秘密鍵

NEW_servercert_key(任意のファイル名)

中間証明書

NEW_IntermediateCA(任意のファイル名)

SSLテンプレート名

servercert(既存のテンプレート名)

注釈

  • 新しく登録するサーバー証明書名、秘密鍵ファイル名、中間証明書名は既存のファイル名とは別名で登録してください。

  • 下記のCLIコマンドのように既存のSSLテンプレートを編集することでサーバー証明書および秘密鍵は上書きされます。よって、古いサーバー証明書及び秘密鍵を削除する(例:no certificate XXX 等)といった操作は不要です。

  • ただし、中間証明書は上書きされません。よって、下記のCLIコマンドのように不要なファイルは「no」として削除してください。

CLIにて入力するコマンド

vThunder-Active(config)#slb template client-ssl servercert
vThunder-Active(config-client ssl)#no ca-cert IntermediateCA
vThunder-Active(config-client ssl)#ca-cert NEW_IntermediateCA
vThunder-Active(config-client ssl)#certificate NEW_servercert key NEW_servercert_key

正しく設定が完了したときのコンフィグレーションは次のとおり。

vThunder-Active(config-client ssl)#show run slb template client-ssl servercert
!Section configuration: 125 bytes
!
slb template client-ssl servercert
  ca-cert NEW_IntermediateCA
  certificate NEW_servercert key NEW_servercert_key
!

動作確認結果

以下のコマンドで、StateがUPになっていることを確認する。

vThunder-Active#show slb virtual-server vserver02
Virtual server: vserver02 State: All Up       IP: 172.16.10.102
   Port                          Curr-conn  Total-conn Rev-Pkt    Fwd-Pkt   Peak-con
-------------------------------------------------------------------------------

Virtual Port:443   / service:servicegroup01 / state:All Up

   port 443  https                       0          123        25029    2153     0
vThunder-Active#

以上で証明書の更新作業(パターン1)が完了しました。
なお、古いサーバー証明書、秘密鍵、中間証明書を削除したい場合、証明書の登録・削除・詳細表示 を参照してください。


サンプル設定のシナリオ(パターン2:中間証明書は更新せず、サーバー証明書/秘密鍵ファイルのみ更新する場合)

設定項目

設定値

サーバー証明書

NEW_servercert(任意のファイル名)

秘密鍵

NEW_servercert_key(任意のファイル名)

SSLテンプレート名

servercert(既存のテンプレート名)

注釈

  • 新しく登録するサーバー証明書名、秘密鍵ファイル名、中間証明書名は既存のファイル名とは別名で登録してください。

  • 下記のCLIコマンドのように既存のSSLテンプレートを編集することでサーバー証明書および秘密鍵は上書きされます。よって、古いサーバー証明書及び秘密鍵を削除する(例:no certificate XXX 等)といった操作は不要です。

  • 当該パターンでは中間証明書の更新は行いませんので、中間証明書に対して操作は行いません。

CLIにて入力するコマンド

vThunder-Active(config)#slb template client-ssl servercert
vThunder-Active(config-client ssl)#certificate NEW_servercert key NEW_servercert_key

正しく設定が完了したときのコンフィグレーションは次のとおり。

vThunder-Active(config-client ssl)#show run slb template client-ssl servercert
!Section configuration: 121 bytes
!
slb template client-ssl servercert
  ca-cert IntermediateCA
  certificate NEW_servercert key NEW_servercert_key
!

動作確認結果

以下のコマンドで、StateがUPになっていることを確認する。

vThunder-Active#show slb virtual-server vserver01
Virtual server: vserver01 State: All Up       IP: 172.16.10.101
   Port                          Curr-conn  Total-conn Rev-Pkt    Fwd-Pkt   Peak-con
-------------------------------------------------------------------------------

Virtual Port:80    / service:virtual_server01 / state:All Up

   port 80  http                         0          0          0        0        0

以上で証明書の更新作業(パターン2)が完了しました。
なお、古いサーバー証明書、秘密鍵、中間証明書を削除したい場合、証明書の登録・削除・詳細表示 を参照してください。